【趣味どきっ!】夏の疲れをリセット!スーパーの食材でできる「おうち薬膳」の始め方(第1回)

ゆで卵を半分に切ったところ

「なんだか体がだるい…」「夏バテが抜けない…」 そんな悩み、実はおうちにある食材で解決できるかもしれません。

2024年9月放送の『趣味どきっ!』第1回は、「夏の疲れをリセット!」がテーマ。 特別な生薬がなくても、スーパーの食材で手軽に作れる「おうち薬膳」の始め方が紹介されました。

秋本番を前に、東洋医学の知恵で心も体もスッキリ軽くなる習慣を始めてみませんか?

今回の「おうち薬膳」を教えてくださった先生方

木村 容子 先生(東京女子医科大学 教授)

山田 奈美 先生(薬膳・発酵料理家)
お二人の専門家による知恵とレシピを、ギュッとまとめてご紹介します!

目次

おうち薬膳を始める前に:東洋医学の基本

まずは、おうち薬膳のベースとなる「東洋医学の考え方」をシンプルに整理しましょう。

「気」の管理が基本: 全ての源である「気」を整えることが、元気への第一歩です。

気・血・水のバランス: 私たちの体は、エネルギーである「気」、血液に近い「血」、水分である「水」がバランスよく巡ることで健康が保たれます。

五臓のはたらき: 「肝・心・脾・肺・腎」という5つの機能が互いに助け合っています。

季節に合わせた養生: 季節ごとの変化に合わせて、無理なく体を整えるのが東洋医学の知恵です。


医食同源!【おうち薬膳】は身近な食材でOK

薬膳とは、東洋医学の理論に基づき、体質や体調、季節に合わせて食材を組み合わせる料理のこと。

  • 医食同源: 食べるものと薬になるものは同じ。 高価な朝鮮人参などの生薬は不要です。普段の食材も、その時の自分に合ったものを選べば立派な「薬膳」になります。

東洋医学の基本【五臓(肝・心・脾・肺・腎)】とは?

  • 心(しん):血を巡らせ、心を安定させる 不足すると動悸や精神の乱れの原因に。
  • 肝(かん):気を巡らせ、自律神経を安定させる 不足するとイライラ、目の疲れ、足がつるなどの症状が出やすくなります。

【レシピ】夏の疲れをリセットする薬膳料理

番組では、西洋医学の臓器とは少し違う、自律神経なども含めた「五臓」の考え方が紹介されました。

心(しん)を補う【牛卵すき煮】

牛卵すき煮【材料(2人分)】
  • 牛こま切れ肉:150g
  • たまご:2こ
    (沸騰した湯で7分茹でておく)
  • ねぎ:1本
  • にんにく:1かけ
  • 酒:大さじ2
  • みりん:大さじ2
  • しょうゆ:大さじ2
  • 米油:大さじ1

つくり方

  • 長ねぎは1cm幅の斜めきりにし、にんにくは薄切りにする。
  • 鍋に米油を入れて中火にかけ、ねぎを焼く。焼き目がしっかりつくようにあまり動かさない。
  • ①のにんにくと牛肉を入れ、ほぐしながら炒める。
  • 牛肉の赤みが少し残るくらいまで焼いたら、酒、みりん、しょうゆと茹でておいた卵を加える。落としぶたと鍋のふたをし、煮立ったら弱火にして10分間ほど煮る。

※ たまごは心を補う効果が期待できる食材です。夏の疲れをとってくれる食材です。他にも牡蠣やイワシ、アーモンド、小麦、シナモンも心を補う食材です。



養生point!

疲れが溜まった時の救世主は、卵と牛肉!卵で元気をチャージし、牛肉とねぎで冷えた体を温め直す この3つを組み合わせることで、疲労回復と冷え対策が同時に叶う、理想的な養生ごはんになります。

肝を補う【モロヘイヤ酢】

モロヘイヤ酢【材料(2人)分】
  • モロヘイヤ:1袋
  • しょうが:1/4かけ分
    (しょうがはすりおろす)
  • だし:70mℓ
  • しょうゆ:大さじ1
  • 酢:小さじ2
  • みりん:小さじ1

つくり方

  • 鍋に湯を沸かし、モロヘイヤを入れ30秒間ほどゆでる。ざるに上げて水気をしぼる。包丁で細かく刻み、さらに粘りが出るまでたたく。
  • 調味料を混ぜ合わせる。
  • ①を皿に盛り、②を注ぎ、しょうがを添える。

養生point!

ストレスでガチガチになった心には、「緑×酸味」のデトックスが効果的です。 緑の野菜とお酢は、滞った「肝」の働きをスムーズにしてくれる名コンビ。イライラを上手に逃がして、体の中から「心のゆとり」を取り戻しましょう!


あと一品!スーパーの食材で整う簡単レシピ 【じゃこ海苔ふりかけ】

じゃこ海苔ふりかけ【材料(2人分)】
  • ちりめんじゃこ:20g
  • 焼きのり:2枚
  • 白ごま:小さじ1
  • 塩:ひとつまみ

つくり方

  • フライパンを中火にかけ、ちりめんじゃこ、塩ひとつまみ、白ごまをからいりする。
  • ボールに移し、ちぎっておいた焼きのり加えて混ぜ合わせる。
  • ご飯にかけて召し上がれ カルシウム、ミネラルも気軽にとれます!!


【きょうのイチオシ】自律神経を整える快眠のツボ

実践前にチェック!「ツボ押しの心得」

  1. 気持ちよく感じる圧で: 強く押しすぎず、リラックスして行いましょう。
  2. 欲張ってはダメ: 一度にたくさん押すより、毎日コツコツが大切です。
  3. 自分の感覚を信じる: 教科書の場所より、自分の「痛気持ちいい」を優先してOK。

番組で紹介された5つの快眠ツボ

自律神経を整え、良質な睡眠をサポートする5つのツボです
  • 肝兪(かんゆ): 背中にある、自律神経の安定を助けるツボ。
  • 太衝(たいしょう): 足の甲にあり、ストレスを和らげるのに効果的。
  • 内関(ないかん): 手首近くにあり、心の不安や動悸を鎮める。
  • 失眠(しつみん): かかとの中央にあり、不眠対策の代表格。
  • 完骨(かんこつ): 耳の後ろのくぼみにあり、頭の疲れをスッキリ。

良質な睡眠のための3つのポイント

ツボ押しと合わせて、日々の生活で意識したいポイントです。

眠気が来たら我慢しない: 体のリズムに従うのが養生の基本です。

・自律神経を整える: ツボ押しや深い呼吸を。

・夕食は腹八分目: 胃腸への負担を減らして眠りを深く。

まとめ:まずはスーパーの食材から挑戦!

薬膳は決して敷居が高いものではありません。今回の「夏の疲れをリセットするレシピ」を参考に、ぜひ毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。

テレビ番組『趣味どきっ!』の木村先生の分かりやすい解説と、テキストに掲載されている山田先生の美味しいレシピを参考に、私なりにポイントをまとめてみました。

この記事が皆さまのお役に立てたらうれしいです。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!







【ご利用上の注意】 本記事で紹介している「おうち薬膳」の知識や「ツボ刺激」は、日々の健康維持・増進を目的としたセルフケア(養生)の考え方に基づくものです。

  • 特定の疾患を治療する「医療行為」ではありません。
  • 体調に不安がある方、妊娠中の方、現在医師の治療を受けている方は、必ず専門医にご相談の上で実践してください。
  • 効果の感じ方には個人差があります。無理のない範囲で、心地よいと感じるセルフケアを心がけてください。

※内容の一部は、NHK『趣味どきっ!』および公式テキストの内容を参考に、執筆者の体験を交えて構成しています。






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